提供状況2026年5月発表のベータ版。
検索広告の目標CPA向け。
確認日:2026.09.18
Journey-aware Biddingとは?
Journey-aware Biddingは、Google検索広告の目標コンバージョン単価(目標CPA)で、顧客が成果に至るまでの複数の行動を学習に使う機能です。
2026年5月にベータ版として発表されました。
入札の対象としている目標に加え、入札対象ではない目標のデータも利用し、問い合わせからその後の成果までの流れを捉える考え方です。
利用には、その流れが計測されていることが前提になります。
BtoBで関係する場面
BtoBでは、フォーム送信と契約が同じ日に起きるとは限りません。
例えば、次のような流れがあります。
資料請求 → 内容の確認 → 商談 → 見積もり → 契約
この流れは説明用の例です。
どの会社も同じ段階を通るわけではありません。
問い合わせ後に何が起きたかを広告へ連携していなければ、広告管理画面の数値だけでその違いを把握することは難しくなります。
整理しておきたいデータ
| 段階 | 整理する内容の例 |
|---|---|
| 資料請求・問い合わせ | 何を完了した時点で記録するか |
| 商談 | どの条件で商談になったと判断するか |
| 成約 | 契約が確定した日と、対応する問い合わせ |
| 対象外・重複 | 営業メールや同じ人の再送をどう扱うか |
これは計測を設計するときの整理例で、すべてを同じ価値のコンバージョンとして入札に使うという意味ではありません。
件数を増やしたい行動と、判断材料にしたい行動を区別します。
なぜ、フォーム件数だけでは足りない?
仮に資料請求が20件から30件へ増えても、商談が同じ2件なら、増えた10件が事業に役立っているかを確認する余地があります。
逆に、問い合わせ件数が少なくても、具体的な導入相談が増えていれば評価は変わります。
これは機能の効果を示す実績ではなく、BtoB広告の評価を説明するための例です。
Journey-aware Biddingを使うかどうかにかかわらず、こうした違いを把握できるデータが役立ちます。
導入を考える順番
まず、計測している各行動の意味と、問い合わせから商談までの日数を確認します。
社内の顧客管理と広告のデータをつなぐ場合は、同じ問い合わせを追える状態にします。
そのうえで、アカウントでのベータ版の提供状況を確認します。
新しい入札方式を選ぶだけで社内の商談状況まで分かるわけではなく、何を成果として渡すかという設計が先になります。
