提供状況2026年9月16日提供開始。
価値最大化の2方式はベータ版。
確認日:2026.09.18
ショッピング広告に追加された入札戦略
LINEヤフー広告の検索広告(ショッピング)に、2026年9月16日、新しい自動入札戦略が追加されました。
クリックを増やす方式と、コンバージョン価値を重視する方式を、目的に応じて選べます。
ここでいうコンバージョン価値は、計測時に設定・送信する売上などの値です。
商品の利益率や継続購入まで、設定なしで自動的に判断するという意味ではありません。
3つの方式の違い
| 入札戦略 | 目指すこと |
|---|---|
| コンバージョン価値の最大化(目標値あり) | 目標とする広告費用対効果を踏まえ、価値の最大化を目指す。ベータ版 |
| コンバージョン価値の最大化(目標値なし) | 1日の予算内で、価値の最大化を目指す。ベータ版 |
| クリック数の最大化 | 1日の予算内で、クリック数の最大化を目指す |
同じ広告費でも、何を増やすよう入札するかが異なります。
サイトへのアクセスを増やしたい場合と、売上金額を重視する場合では、評価する指標も変わります。
価値最大化を使うための準備
公式発表では、コンバージョン測定の設定とタグの設置に加え、「1コンバージョンあたりの価値」「自動入札への利用」の設定が必要と案内されています。
例えば異なる価格の商品が売れているのに、すべて同じ価値を送っている場合、売上金額の違いは入札の判断材料に反映されません。
設定名だけでなく、実際に送られた注文の値を確認する必要があります。
数字で考える選び方の例
仮に広告費3万円で売上15万円なら、売上を価値としたROASは500%です。
ただし、その売上に対する粗利が3万円なら、広告費を引いた時点で余裕はありません。
これは指標の違いを説明するための計算例です。
目標値を考える際は、売上だけでなく原価や利益率も含め、事業として許容できる広告費を整理します。
また、厳しい目標を設定して配信が減った場合、ROASの高さだけで良し悪しを判断せず、得られた売上や利益の総額も見ます。
クリック数最大化でも、クリックが増えた後に購入されているかは別に確認します。
選んだ入札戦略が最適化する数字と、自社が最終的に増やしたい数字を混同しないことが重要です。
計測の変更点については、ショッピング広告の計測タグ・コンバージョンAPIも参照してください。
